【娘への手紙】博物館で祈る人

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この間行った、杉本家の庭の写真です。

あなたの家も、この秋に、庭の苔を植え替えます。

昔は祖父が、杉苔を丁寧に手入れしていたけれど、私はそこまで、できるかしら。

立派な灯籠もあるし、月見石もあるし、綺麗にしないと勿体ないわね。

 

以前読んでいた、脳科学の本で、どうしても分からなかった箇所があったのですが、お風呂の中で、突然理解できました。

「ああ、そういうことか」と。

知識としては、理解していたのだけれど、実態が掴めなかったのです。

 

アート鑑賞でも、そういうことは度々起きます。

 

先日、博物館のショーケース越しに、仏像へ手を合わせて拝んでいる人がいて、ハッとしました。

美術史では、仏像を彫像と呼んだりします。

美術の文脈に入ってしまえば、「仏様」ではなくなるのですよね。

思わず、見てはいけないものを見てしまったように、動揺しました。

 

でもそこから、「実態として、掴んでいるもの」について、考えるようになりました。

理解している、という深さについても。

 

博物館に置かれた仏様からは、信仰の思いは消えるのでしょうかね。

移動するときに、仏様の御霊を抜くようなこと聞いたのですが。

また調べておきますね。