【教育】安定した子供を育てる

早期教育で、子供の知能を伸ばす幼児教育の塾には、弊害があると思っていました。

子供は繊細です。

成長過程も、個々に違います。

早くに成果を出させるために、生活に無理をさせたり、記憶を強制すると、子供が不安定になります。

 

「お母さん、小さい頃は、思う存分に抱っこしてもらえて、好きに遊べて、薔薇色の生活だったよ」と言う娘の精神の安定は、今でも保たれています。

もちろん、イライラすることもあると言いますし、決して負の感情がないわけではありません。

幼い頃から、美しいものを見て涙を流したり、大声で子供を怒る大人の態度に、自分のことのように傷ついたり、豊かな感受性は育っています。

知性が高い分、もしかしたら、感情の動きは、私よりも大きいかもしれません。

違いは、自然に出てくる感情を、どのように表出するかです。

自分で感情の表現をコントロールできる人は、精神が安定して見えます。

安定している人とは、自分の感情に向き合う力が育っている人です。

ですが、幼い頃にタイムスケジュールに追われ、成果主義の生活が習慣化すると、感情に向き合う余裕がありません。

「とにかく、今は覚えなさい」

「とにかく、やればいい」

親が、その思考から、抜け出せなくなっています。

 

本を自分で読めるようになり、外界への興味が強くなる8歳頃までは、知識の詰め込みよりも、心の成長に気を配ることが大切だと感じています。

本当の成果は、安定した土台の上に、高く積み上がっていきます。